KAI-YOU勉強会vol.6にお邪魔しました

だいぶ時間が立っていますが、3月の最終金曜日に開催された、KAI-YOUさんの勉強会にお邪魔してきました。

この日のプレゼンは三本立て。

1.エネルギーにおける「スマート」の再考
2.フリーランスから見るエンターテイメントの世界
3.即興について

僕は特に3つ目を楽しみに、お勉強させてもらってきました。

では早速、レポートを。

 

1.エネルギーにおける「スマート」の再考
by高橋里美さん(さっとみーんの中の人)

【日本のエネルギー事情】
原子力を利用した発電は、震災以来、急激に減少した。
一方で、天然ガスの利用が増えている。
しかし、ほとんどが輸入に頼っている状況で、天然ガスの性質上、一度液体化してから運ばなければならないため、コストがかかる。
そこで、国内でも安価で継続的に供給ができる、再生可能エネルギーが注目されている。

【スマートとは】
太陽光や風力などの自然エネルギーは、クリーンだが供給が不安定。
余剰電力の調整、周波数の調整、電圧の上昇などが問題になりやすい。
 → これを解決するには、エネルギーのスマート化(効率良く使う)が必要。

スマート化の方法として、エネルギーの供給をインターネット化する方法があげられる。
ICT(情報通信技術)を活用し、使用量をインターネット化して制御、効率化する。
スマートグリッドを活用するには、ユーザーと発電所の間に、分散型電源(発電蓄電)を挟む必要がある。

【活用事例】
家電などは、既存のリモコン以外での操作が法律で禁止されていたが、いまは大丈夫。
スマホでの制御が可能になったということ。

・萌え家電
初音ミクに音声で制御してもらったりして楽しいし良さがある。

・消費事情
産業よりも、家庭のほうが消費電力増えてる。

【質問タイム】
「制御にさらに電気使うわけだから増えそう!」
効率化することが目的で、相対的には減るとのこと。

 

2.フリーランスから見るエンターテイメントの世界
by 飯寄雄麻さん(@Eyori_jp)
-1987年AB型、静岡生まれ。
-日本工学院八王子専門学校 → 東京工科大(東京工科大の目の前にはラブホがある。)

もともとは音響エンジニア。
広告代理店を経て、2012年にフリーランスに。

【なぜ、音楽業界に進まなかったのか】
卒研は音楽産業論だった。
しかし、ちょっと調べてみると、音楽業界の市場規模は超小さい!!
このままこの業界で生きてたらやばいという危機感を感じた。

とはいえ無職はさすがにやばいので、広告代理店でアフィリエイト関係の仕事などをしていた。
が、「ウェブサービスでエンターテイメントを作っていこうぜ!」と思い立つ。

【最近の仕事の話】
・ANSWR
2.5DとかTHE PUBLICとかをやっている会社。
2.5Dは別会社でやってる。
掛け算で新しいことをやるのがうまい。
エンターテイメントよりで、お金の面でシビア。

・loftwork
社内は全員ディレクターで、制作する人はいない。
大きめのクライアントとパートナーで安定させつつ、遊びっぽい仕事もまじめにやる。

【個人としては、どこを目標に、何を目指しているのか?】
津田大介の「物事を結びつける人が少ない」という言葉にビビッときた。
自分の感覚としても、誰でもアーティストになれるけど、繋ぐ人が圧倒的に足りないと感じた。

【将来の野望、キーワード】
「CROSSOVER ≒ ENTERTAINMENT」

【質問タイム】
「界遊のイメージは?」
正直、何をやってるのかわからない。文芸?
得体が知れないけど、なんか面白そうな感じはある。

「この先、どんなことをしたい?」
テクニカルディレクターとしてキャリアを積みたい。
配信とか収録の仕事あったら是非!

「界遊、ネットレーベルはやらないの」
僕、ゆざめレーベルやってます。
アンビエントとかエレクトロハウスとかシューゲイズとかをやってるレーベル。
レコーズではなくて、レーベルをやってるという意識が強い。

 

3.即興について
by新見さん(界遊)

・二十歳のキャバ嬢と話してると発見がある

・最近ドラマって面白いなって気づいた
・最高の離婚とか面白い。一話だけ見た

・記憶に連続性はない

・インターネットと記憶についてのはずが、いろいろ脱線して即興の話へ

・即興と記憶のはずが界遊がはじまったきっかけの話へ
・文学もっと面白くならないの?という問題意識からはじまった
・文芸誌からウェブへ転換して頑張ってます

【即興とは】
その場のノリで、パンツを脱ぐってこと。

 

以上、3本立てで、わりと充実感ありました。

その後、飲みの席にもお邪魔して、いろいろお話させていただきました。
勉強会という取り組み、その名の通り、仕事でも遊びでもない勉強の場として機能していて、面白かったです。


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